このページではdocomo、au、Softbankで下取りされたスマホ端末がどこに入ってしまったのか、なぜ中古端末がほとんど普及していないのかについてみていきます。

いぬタロいぬタロ

この間iPhone7に乗り換えたんだけどiPhone6sを下取りしてもらったんだ。下取りされたiPhoneはどこに行くのかな


うさタロうさタロ

あまりキャリアのショップで中古品を販売したり中古ショップがたくさんできたりていうことは聞かないよね。確かにキャリアで下取りされたスマホはあまり僕達の目に触れないね。それはそのはず中古端末が国内で流通しないようになっているんだ。詳細を見ていくよ

ドコモとauのスマホ端末の行方

ドコモとauで下取りされた端末は公式の回答によると端末補償、ケータイ補償サービスと安心ケータイサポートプラスで活用されており、故障端末とと取り替えるのに使われているということです。

ドコモとauではいらなくなった端末を下取りしてリフレッシュサービスを行いこの交換品に使ったり部品として再利用したりしているとのことです。ドコモはリユースした端末を国内にも海外に流通させていないと答えています。
一方auは回答しませんでした。一方ソフトバンクはauとdocomoとは異なっています。

ソフトバンクの下取り端末の行方

ソフトバンクで下取りされた端末は端末保証サービスなどには利用せず海外に流通されているということです。スマートフォンの場合は2014年に買収した米ライトスターを通して海外に流通されていると答えています。

それぞれのスマホの下取り体制使い道流通について表にまとめてみます。

キャリア 体制 使い道 流通
ドコモ ドコモショップなど代理店が古物商取引の資格を取得してお客さんからスマホを下取りしドコモが引き取っている。 部品を活用するなどケータイ補償サービスに使っている活用できない部品は資源リサイクルとして処分している 下取り端末は海外国内共に流通させていない
au 非公開 下取り端末の用途部品を活用するなど安心ケータイサポートプラスに使っている。活用できない壊れている部品は資源ゴミにして処分している。 非公開
ソフトバンク 下取りキャンペーンの場合代理店が下取りソフトバンクが引き取る。古物商取引の資格を取っている スマホはグループ会社のプライドスターに売却して海外で郵送させている。ガラケーは資源リサイクルにして廃棄している スマートフォンは海外で流通させている

そもそも問題提起

なぜ日本では携帯電話事業者は中古端末を取り扱っていないのか携帯電話料金その他の提供条件に関するタスクフォースという会合である人の発言が起こりました。アメリカや欧米では大手携帯電話会社が中古端末を取り扱っていて、ベライゾンの販売サイトでは新品並みによいなど状態を明示した上で、中古端末安心して購入することができる仕組みを用意しているといいます。

この会合では行き過ぎた端末購入補助、(月額サポートのスマホ購入料金を大幅に割引サービス)と合わせて中古端末の市場を活性化させることの重要性が取りまとめられましたが、実際には大的な方針が示されませんでした。

日本のスマホ端末の中古市場


出典:ゲオ

大手キャリアは中古端末販売はしていませんが、民間の企業が中古端末を販売しています。そして中古端末の市場は少しずつ伸びています。

店頭で中古端末の取り扱いを行っているゲオです。量は数万代から数十万台のスマホを買い取りし再販売しています。またブックオフやソフマップなども中古端末の買取と販売を行っています。中古販売端末の40倍以上のスマホが中古端末使用はまだまだ小さいです。

中古端末市場の流通金額は2014年時点で170億円、台数にすると220万台だといいます。しかし実際に日本で自宅に眠っている端末の数ははるかに多く1兆6489億円相当のスマホ端末が使われずに眠っているとされています。

さらに現在でも毎年3800万台の新品の端末が出荷されていますが、その中でも中古端末の台数は227万代と10分の1以下、6%に過ぎません。

MM総研の調べによると中古端末を使っている方は何と1%中古端末には抵抗がある方も多く新品を購入する方がほとんどです。

中古端末市場が大きくならない理由の一つには中古端末を修理する体制の不備があります。2015年までは製造元以外の第三者が端末を修理することができませんでした。が2015年4月から登録修理業者制度を開始して第三者スマホ端末を修理することができるように改正されました。

というのは正規のメーカー以外は端末を修理すると端末の電波特性がかかってしまい技適に適合しなくなってしまう可能性があるためです。そのため一般的な修理ショップが行っている端末処理はグレーでした。それを購入するのが登録修理同社制度です。この契約は10分で進むことで松市場が活発になることが期待されます。