このページではついにフルMVNOになったIIJmioについてみていきます。

いぬタロいぬタロ

IIJmioは契約数が150万回線突破したって聞いたよ。人気のサービスなんだね。


うさタロうさタロ

そうだよ。IIJmioは格安SIMの中ではとても人気なサービスなんだ。それだけでなくフルMVNOという今までの格安SIMではない次世代の格安SIMになったんだ。

フルMVNOとしてのサービスを開始

IIJmioは2017年後半からフルMVNOとしてのサービスを始めます。フルMVNOというのはSIMカードを管理する加入者管理機能HLR/HSSを自社で管理できるMVNOで、ドコモに連携を申し込んで連携することになりました。

いぬタロいぬタロ

フルMVNOになると今までとどう違うのかな?


うさタロうさタロ

フルMVNOになったことで変わっていくところを紹介するね

フルMVNOになると何が異なってくるのでしょうか。まず第一にSIMカードを自分で発行できるようになります。

これまで実は格安シムでSIMカードを発行してもらう時に、ドコモやauといったキャリアが発行したものを格安シム会社が発送してユーザーの手元に届くようになっていました。

ですが、加入者管理機能を自分でコントロールすることになることから自分でSIMカード発行することができるようになり、IIJmio独自の格安SIMカードを発行することができるようになります。

独自に格安SIMカード発行できるようになることで遠隔からシムの内容書き換えたり切り替えたりする機能を持たせたり、複数の電話番号を書き込んでおき国や地域ごとにネットワークを切り替えたりといったことで、国際ローミングを低価格で行うことができようになるといったサービスが独自に出せるようになります

これまではdocomo、auといったキャリアが発行したSIMカードを使っていたのでこのような自由度の高いサービスを受けることはできなかったのですが、今後はそんな機能を持ったサービスが増えることが期待されます、

レイヤー2接続開始から10年

現在の多くの格安シムがサービスを提供している方式である、レイヤー2接続が始まったのは2007年11月のことでした。それからフルMVNOの誕生まで10年間かかりました。

その間でMVNO格安シムの契約人数は1269万回線、キャリアと比べても無視できない回線数になっています。しかし簡単にフルMVNOなれるわけではなく承諾書の受理までに2年近くかかったそうです。

さらにIIJmioもデータ通信のみ加入者管理機能を自社で保有することができるようになったのみで、音声通話回線に関してはまだ協議中です。そして費用もかなりかかります。

投資した額は約45億円、2015年の営業利益は61.5億円だったIIJmioですので、大きな負担だといえます。しかしこれだけの負担がかかるということですから、たくさんある格安SIMが参入できるものではなく独自のサービスとして勝ち抜いていかれる可能性も高くなります。

IIJmioは2020年年度末までに格安SIMの回線を700万突破するという目標を立てています。

いぬタロいぬタロ

格安SIMが1300万回線も契約されていたなんて全然知らなかった。そんなに多くの人に使われているの


うさタロうさタロ

実際には1人で2回線、3回線所有している人もいるので、契約している人数が1300万人いるというわけではないんだ。だけどここ数年でどんどん契約者増えているよ

実は格安SIMMVNOの業者は970以上あって差別化が難しくなっています。その中でフルMVNOになるなどオリジナルなサービスを提供できるようにならないと今後は生き残れないのではないでしょうか